現役生活相談員の仕事法

#14 チームの力の引き出し方

昨日の勤務日にパートさんとお昼お寿司を食べながら考えていました。

 

「寿司?」「お昼ご飯にお寿司!?」

・・そうなんです、今はコロナ禍で、以前みたくピザ等は買えないんですが、

パックのお寿司買ってきて。うちの職場では時々ランチ時にそーいう事するんですね。

 

ほら、昔から「同じ釜の飯を食う」的な事言うやないですか。

仲良くなれるんです、美味しいものお腹いっぱい食べたらみんな幸せ。

昼からの仕事も気合が入るんです、前日からウキウキ仕事が楽しみなんです。

(・・食べ過ぎて眠たくなる事ありますが)

 

インスタント味噌汁用意して、食後に甘いものお1つハイどうぞ。

 

これは自分の中のチーム形成に於いて、チーム力を高める大変良い手法の1つなんです。

(美味しいもの食べたいだけでしょ、とも言う

(ま、それが良い仕事に繋がるなら良いやないですか

 

これに併せて、生活相談員ではない方にもどんどん私は仕事を振ります。

自分の抱えているタスク。

楽したいから?ではありません。

そこに意図しているものは「脱マンネリ化」「仕事力のUP」です。

 

なかなか365日ルーティンになると、

どうしても熱く介護に携わっていても「馴れ」や「疲れ」が出てきます。

うちは通所介護

「あー…月曜日…この利用者さんがいるのかぁ…」と。

「また同じ一日の作業の繰り返し」と。

特段今ある程度チーム力が高めなのでみんなON、OFF切り替えやってくれていますし、一定の熱量持って「日々利用者さんも変化している」事に気付きながら仕事をしてくれていますが

(※これは私が時々振り返りを呟くんです、この方、半年前はこうだったのにねー、脚出難くなったねーだとか。そうすると皆の意識が代わってきます、毎日「同じ」ではないんだと)。

 

ちょっと話が逸れました。

それと、「こんな仕事もあるんですよ、視野を拡げましょうねー」的な意味合いで。

それとまた、適材適所その作業に強い人材がそこに居ている!それならちょっと私が30分掛かるその工程を15分でやってもらえませんか?…です。

 

「他人に仕事を振る」というのは簡単に見えてなかなか上手くいかない。

①先ず関係性作り…関係悪けりゃ「あの人押し付けてばっかりくる!」になります。

フロアの忙しさを一定に保つ…利用者さん少なく暇な日にフロア人数多いと事故起こりやすいです、ミス起こりやすいです、忘れ物あります、だらけます。

頼むのを一人の人に集中させない。いつもいつも作業お願いしていたら利用者さんとかかわる時間も大切なので、仕事も降らず順番交替

 

なので、スタッフの動きを「見る」んです。今、ちょっとお手隙…ですかね♬ おいでおいでーと。

予め振りたいタスクを「見える化しておくんです。「あれ」「それ」「これ」「あ、これも出来るね」…いや、自分に出来て他人に出来ない仕事なんて無いんですから。

 

で、浮いた自分のその手は「よりややこしい業務内容」に関する事を触る時間に充てます。それと終えたタスクの把握し、大切なのは有難うという声かけ

若干オーバーアクション気味に。いや、でも本当に助かっていますしね、心から有難うございますっていつも思っている。なかなかこの声掛けがね、「あ、この人に喜んでもらえた、嬉しいーっ!」て思う声掛けって難しいです。

 

他人にお願いをするには、「何」の工程なら「誰」に「いつ」頼めるか、頭に余力を持たせておかないといけません。目の前の作業を100点満点に自己満足で自分だけしか出来ないと抱え込む、いっぱいいっぱいになり爆発する…もったいない…

 

今は自分のポジションが、通所介護という「面」で行っているのでこのやり方でいけたもの、これからケアマネという職についた折、どうチーム形成を行っていけるのかが周りのケアマネージャーさん見ていてヒヤヒヤはらはらしますが…

 

担当者会議という場でしか顔合わせしない状況で、「生きたケアプラン」は作れるかどうかは遠い遠い所な気がしますが、紙という媒体だけではなく、あらゆる手法で、チームへの声掛けが出来る様「あいつ電話なっがいわー」「いっつも連絡寄こさず利用者の事把握も出来てなく」と言われる事無い様(ある程度言われても気にしないメンタルも必要ですね)最小限の力で最大限の力を発揮させれる様、他人に期待し過ぎない様冷静にいっきたいなーと思っている所存です。

 

情報共有、道しるべ、労い、仲良く 今日も頑張りましょう。